コロナの鬼殺隊「KISA2隊」って?鬼滅の刃と関係ある?

新型コロナによる医療崩壊を食い止めるべく、京都で結成された専門の訪問診療チーム「KISA2隊」(きさつたい)。

彼らはどんなチームでどんな活動をしているのでしょうか。

また、漫画やアニメ、映画で話題となった『鬼滅の刃』の“鬼殺隊”と、何か関係があるのでしょうか?

新型コロナを狩る組織「KISA2隊」についてまとめました!

スポンサーリンク

新型コロナの鬼殺隊「KISA2隊」って?

コロナの鬼殺隊「KISA2隊」

「KISA2隊」は、京都圏でコロナにより在宅療養している方たちの訪問診療を行うチーム

医師、看護師、歯科医、薬剤師、セラピスト、栄養士、介護士など50人のメンバーが、24時間365日、訪問診療に備えています。

「KISA2隊」が結成されたきっかけ

コロナ感染者が増え、病床が足りなくなり始めたころ、京都で在宅療養中の1人が死亡したことをきっかけに、もともと京都で在宅医療診療所を開業していた守上医師が中心となり結成されました。

「KISA2隊」の活動内容

在宅療養の方のところへ往診に行き、重症化を防いで入院件数を減らすことを目的に活動しています。

これまでの訪問診療は1400回あまり、回復に導いた患者さんは200名以上います。

また、大阪で立ち上がった「KISA2隊大阪」の活動も支援しており、コロナの重症化を防ぐ「抗体カクテル療法」を在宅で運用する準備をすすめています。

抗体カクテル療法とは?

コロナウィルスが増殖するのを防ぐために、体内に抗体を注入する治療法。

発症から7日以内の軽症から中等症で、肺炎を起こしていない初期の患者に投与することで、ウイルスの増殖を阻止し、重症化を防ぐ効果があります。

抗体の投与から、容体の急変に備えた待機も含め、2時間半ほど時間がかかるため、医師の人数確保が課題となっています。

「KISA2隊」は、行政からの特別な資金的援助はなく、自己資金の持ち出しで活動を行っていましたが、『新型コロナウィルス対応緊急支援助成』という助成制度に応募し、採択され、活動に当てられています。

「KISA2隊」は鬼滅の刃と関係ある?

KISA2隊と鬼殺隊の関係

https://animemiru.jp/articles/48378/

「KISA2隊」は、“Kyoto Intensive Area Care Unit for SARS-CoV-2対策部”で、「きさつたい」と呼ばれています。

「きさつたい」としたのは、『鬼滅の刃』で鬼を狩る“鬼殺隊”にあやかり、名付けられました

鬼に立ち向かう鬼殺隊のように、新型コロナに立ち向かうKISA2隊のメンバーが、自らを鼓舞できる名前として考えられたそうです。

まとめ

  • 「KISA2隊」は京都圏でコロナにより在宅療養している方たちの訪問診療を行うチーム
  • 京都で在宅療養中の1人が死亡したことをきっかけに結成
  • 在宅療養の方のところへ往診に行き、重症化を防いで入院件数を減らすことを目的に活動
  • 『鬼滅の刃』で鬼を狩る“鬼殺隊”にあやかり名付けられた

行政からの資金的援助がなく、自己資金の持ち出しで活動していたことには驚きでした。

自らを犠牲にしながら頑張っている方々がいることに、自分一人でもできる限りのことをしようと思えました。

鬼滅の刃の鬼殺隊のように、国民のヒーローとして、みんなで応援していきましょう!

スポンサーリンク

シェアする

フォローする