NHKのEテレで放送されている『ピタゴラスイッチ』。
何かと忙しい、いい感じの時間帯で放送されていて、家事をするのにお子さんにテレビを見ててもらおうと思ったけど、ビー玉が転がっていくあの目が離せない展開に、大人も見入ってしまうこともあるのではないでしょうか。
あの複雑な仕掛けは誰が作っているのか、さらに作り方のヒントが学べる『ピタゴラ装置アカデミア』について調べました!
ピタゴラスイッチとは?
ピタゴラスイッチはNHKのEテレで放送されている番組名で、4~6歳児を対象に『考え方』を育てるという目的で作られているのだそう。
そしてビー玉が転がっていくあの装置自体は『ピタゴラ装置』と呼びます。
ピタゴラスイッチで放送される内容は、その『ピタゴラ装置』の他に、お笑いコンビの【いつもここから】さんでおなじみの『アルゴリズムたいそう』や、ペンギンの【ピタ】と【ゴラ】、ねずみの【スー】、百科事典のおじさん【百科一之進】などのキャラクターたちがおもしろい考え方や法則を人形劇で表現する『きょうのトピック』などがあります。
ちなみに『ピタゴラスイッチ』という番組名の由来は、かの有名な数学者【ピタゴラス】からではなく、『きょうのトピック』の登場人物である【ピタ】【ゴラ】【ス(ー)】【百科一之進(彼の甥ディックが幼いころ「イチノシン」と発音できず、あだ名がイッチだったらしい)】の名前を合わせたものなんだとか(笑)
ピタゴラ装置は誰が作っているの?
番組の監修は『佐藤雅彦さん』と『内野真澄さん』という方で、同じ会社でCM企画に携わっていたお二人だそう。
佐藤雅彦さんはクリエイティブディレクターであり、東京藝術大学大学院映像研究科の教授、
慶應義塾大学環境情報学部の教授もされていて、みなさん一度は聞いたことのある、あの大ヒットした『だんご3兄弟』の作詞と企画も手掛けた方なんです。
その佐藤雅彦さんが作った作品や、慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の生徒の方々が作った作品が採用されており、過去には一般募集もしたことがあるそうですよ!
あの複雑でユニークな仕組みを作るのは難しそうですが、作り方のヒントを教えてくれるコーナーがあるんだとか。
皆さん知っていましたか?
その名も『ピタゴラ装置アカデミア』。
『ピタゴラ装置アカデミア』とは?
ピタゴラスイッチの公式サイトに『ピタゴラ装置アカデミア』というコーナーで作り方を教えていると書かれていたのですが、特にリンクもなく、番組で紹介しているわけでもないようなので調べてみたところ、どうやら動画サイトのYouTubeにひとつひとつの仕掛けの作り方をアップしているようです!
こちらが初級編の『ジグザグ坂道』の作り方で、上級編まであるようです。
YouTubeのピタゴラ装置アカデミア以外にも『ピタゴラ装置DVDブック』というDVDの映像と本の解説で仕組みが理解できる商品も発売されています。
考える楽しさを伝えるための番組『ピタゴラスイッチ』でお子さんの考える力、考えることの楽しさを一緒に学んでみてはいかがでしょうか!