『おさるのジョージ』と『ひとまねこざる』の違いとは?黄色い帽子のおじさんとの出会いが明らかに!

NHKのEテレで、土曜日の朝8時35分から放送されている『おさるのジョージ』。

好奇心旺盛なジョージがいろんな騒ぎを起こすけど、がんばって解決したり、もっと良い結果を生み出したり、まわりの人たちにかわいがられ愛されているおさるのストーリーです。

かわいいジョージもそうですが、黄色い帽子のおじさんの寛大で、決して怒らない、包容力のある教育法に興味をもって、親子でおさるのジョージを楽しんでいるのではないでしょうか。

そんな『おさるのジョージ』はどこかで見たことあるような…?

『ひとまねこざる』って絵本のおさるさんはジョージ…?

黄色い帽子のおじさんって何者?

というジョージにまつわる疑問にお答えします!

スポンサーリンク

『おさるのジョージ』と『ひとまねこざる』の違いとは?

おさるのジョージ

『おさるのジョージ』は日本で1999年から絵本が発売され、2007年からアニメとして放送されている人気シリーズです。

原作はアメリカで、原題は『the Curious George “New Adventures”

Curiousとは、好奇心の強いなどの意味)

ひとまねこざる

『ひとまねこざる』は日本で1954年から絵本が発売され、アメリカでの原題は『Curious George』で、『the Curious George “New Adventures”』つまり『おさるのジョージ』のもとになっている作品なんですね。

ここで作られた年代順に表記を変えますが、『ひとまねこざる』も『おさるのジョージ』も原作者は【ハンス・アウグスト・レイ】さんと【マーグレット・レイ】さん夫妻で、アメリカでは『Curious Geoge』、日本では『ひとまねこざる』として絵本が発売されていたのですが、その原作者のハンスさんが亡くなったときに、ヴァイパー・インタラクティヴという制作会社によって『the Curious George “New Adventures”』へ名前を変えて制作され、日本では『おさるのジョージ』として絵本を発売、アニメ化されているということになります。

厳密には一緒ではないですが、『ひとまねこざる』のおさるさんは、『おさるのジョージ』のジョージと同一人物ならぬ同一猿物ということになりますね!

ちなみに『ひとまねこざる』のときのおさるさんの名前もジョージです。

黄色い帽子のおじさんって何者?

黄色い帽子のおじさん

ジョージの飼い主である黄色い帽子のおじさんは、普段名前で呼ばれないものの、『テッド』というお名前がちゃんとあります。

お仕事は博物館の学芸員(博物館にいる専門職の方で、その博物館に展示されているものの研究や管理をする人)だそうで、黄色が好きでいつも黄色の服を着ています。

たまに登場するドアマンがつくような高層マンションに住んでいて、別荘も持っているんだとか。

部屋の物をめちゃくちゃにされても怒らないし、学芸員とやらは儲かるのだろうか…。

アメリカはどうかわかりませんが、日本では普通の額の給料みたいです。

そんな黄色い帽子のおじさん(テッド)とおさるのジョージの出会いとは

『おさるのジョージ』はつまり『ひとまねこざる』なので、二人の出会いは“ひとまねこざる時代”にありました。

絵本『ひとまねこざるときいろいぼうし』でその出会いが書かれています。

ジョージはもともとジャングルに住んでいて、そのころから好奇心旺盛でした。

ある日、黄色い帽子をかぶったおじさんがやってきて、ジョージを捕まえて船に乗り、アメリカに連れて帰ってしまったのです。

と、ネタバレになってしまうので全部は書くことができないのですが、『おさるのジョージ』につながる二人の出会いと、やんちゃなジョージの原点みたいなものが発見できる内容になっています。

『ひとまねこざる』シリーズと『おさるのジョージ』シリーズの絵本はたくさん発売されていて、図書館に置いてあるところもあるようなので、暑い夏に涼しい屋内で、お子さんと絵本のシリーズ読破!なんていかがでしょうか。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする